注文住宅より価格が安いだけではない!セミオーダー住宅のメリットとは
2024.10.10
暮らし・環境
「リーズナブルな費用で自分たちの理想の家づくりを実現したい」
「できれば自分たちのこだわりを取り入れてほしい」
「そもそも住まい作りをどこから始めていいか分からない」
そんな住まいに対するお悩みを持った方にお勧めしたいのがセミオーダー住宅です。せっかく夢のマイホームを手に入れるのだから、できれば自分たちの生活スタイルに合った間取りや設備を取り入れたいものです。
ただ最近の建築費の高騰や資材の入手困難など、住まいにまつわる問題は山積みです。どれくらいの予算を用意すればいいのか、事前に分からにくい点も心配です。できれば自分たちの予算内でベストな住まいを手に入れたいものです。
その点、セミオーダー住宅は無駄な費用を抑えつつ、自分の理想に近い家を建てられることがメリットです。しかも間取りのプランや設備仕様をイチから考える必要がなく、事前に完成した建物と費用のイメージが具体的に浮かびやすいのも安心です。
単にリーズナブルなだけではなく、メリットがいっぱいあるセミオーダー住宅。以下にメリットを5つにまとめました。住まいづくりの参考にしてください。
目次
メリット1 注文住宅に比べて、抑えた費用で建てられる
注文住宅は間取りや設備などを自分たちの自由に決められるため、価格が高くなる傾向にあります。こだわりや趣味嗜好を盛り込みすぎた予算オーバーにならないよう、希望条件に優先順位をつけることも大切です。
セミオーダー住宅は費用が抑えられると聞くと、性能や設備などに不安を感じることがあるかもしれません。しかしそれにはきちんとした理由があります。
事前に用意された間取りやデザインから住まいを設計するので、メーカー側も効率的に人材を配置できます。また不必要な建材や住宅設備を手配する必要がなく、一括大量仕入れが可能になります。
それに比べて注文住宅は最終的にどれ位費用がかかるかがわかりづらいです。セミオーダー住宅は選択肢の中から事前に選ぶので追加費用がかかりにくく、予算にあった家づくりができます。
また建築後に購入することが多い分譲住宅に比べると、部屋数を変えたり、価室の広さを調整したり、収納スペースを追加したりと、ある程度の範囲内で、自分の理想の住まいを作ることが可能です。
すまいへのこだわりの自由度と予算のバランスがとりやすいのも特徴です。
メリット2 プロが用意した間取りや仕様から選ぶので安心できる
セミオーダー住宅は、メーカーであらかじめ用意された間取りやデザイン、仕様を組み合わせていく方法なので、注文住宅よりもさまざまな決定をより効率的にできるのも魅力です
注文住宅は間取りやデザインだけでなく、細かな仕様についても詳細な打ち合わせをする必要があります。そのために打ち合わせをする回数が増えて、忙しい人には面倒になるかもしれません。
また全てを自分で選択できるという点はいいですが、逆に負担が大きく、知識や時間が必要になります。
セミオーダー住宅の場合は、用意された間取りやデザイン、仕様の多くは、これまでプロが豊かな経験から提案されたものが中心です。また今まで多くの人に好評だったものも多くあり、あとで後悔することが少ないのもメリットです。
メリット3 家づくりのスケジュールを把握できる
注文住宅のデメリットは入居までに時間がかかることです。建売住宅と比較すると自由度が高い分、家づくりに費やす期間も、たくさんかかります。
あれもこれもと希望を取り入れてしまい、思いのほか、手数がかかることもあります。想定していた期間に住まいづくりが終わらなかったという例もよく耳にします。
その点、セミオーダー住宅はハウスメーカーが用意した選択肢から選ぶため、自分たちでイチから考える必要がありません。基本仕様が規格化されているため、工期がスムーズに進むことが多いです。入居したい期限が決まっている方にも安心です。
メリット4 高い品質の住宅があらかじめ担保されている
耐震性、耐久性、断熱性などといった住宅の性能において、セミオーダー住宅では、あらかじめ計算されている標準プランが用意されているので、どのプランを選んでも一定の品質が担保されているという安心感があります。
そのうえで、自分たちのこだわりをプラスするので、住まいづくりのわずらわしさが低減されます。
また住宅性能評価で一定の等級を取得している住宅ならば、金利や税制面でも優遇を受けられるので、経済面でもメリットが大きくなります。
メリット5 完成した建物のイメージと掛かる費用が具体的になる
セミオーダー住宅は、家の外観や内装はもちろん、実際の生活イメージ、購入時の金額が事前にイメージしやすいというのもメリットの一つです。
実際に完成するまで 仕上がりの状態が思い描きにくいという点もあります。せっかく希望を盛り込んで注文住宅を建てたのに、自分が想像していたのと違うということもあります。どんな設計士に頼むか、どのハウスメーカーに頼むか、そこが重要なポイントとなります。
「建物が完成して実際に住んでみたら、思っていたものと違っている。予算をかけたのに満足できない」という声を耳にすることもあります。
これらの原因として考えられるのは、購入者と担当者とのイメージが違っていたり、住み心地を配慮していない間取りや仕様を採用したり、といった理由などが考えられます。そんなリスクを事前最小限にできるのがセミオーダー住宅です。
注文住宅と建売住宅の「いいとこどりができる」セミオーダー住宅
セミオーダー住宅は、フルオーダーの注文住宅と規格品を購入する建売住宅の中間的な性質を持ち、両者のいい点を取り入れています。
経験豊富なプロフェッショナルが、事前に考案した間取りやデザインが用意されているので、工期短縮やコストダウンに挑戦しつつ、個人の住まいへのこだわりにもこたえてくれます。
あらかじめ用意されているいくつかの標準プランを選び、内装デザインや仕様を決めていくのは、住まいづくりに慣れていない人でも比較的容易に取り組むことができます。
選べる間取りプランやデザイン、仕様の種類など、メーカーによって選択の幅は異なりますが、建売住宅と違い、セミオーダー住宅はある程度カスタマイズ性があるのも特徴です。建売住宅のプランでは少し物足りないけれど、注文住宅までは必要ないという方にはベストな選択と言えます。予算や目的によって頭に入れておくべきベストな選択肢になる可能性が高いです。
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まとめ
セミオーダー住宅は、単にフルオーダーの注文住宅に比べて価格がリーズナブルなだけではなく、さまざまなオプションを上手に選択することで理想の住まいづくりが実現できるのがメリット。初めてのマイホームで分からないことがあればリプロにご相談ください。
記事監修
江戸 修一
株式会社リプロ 代表取締役、リプロでは公正取引協議会への協力や宅建業者を監視、指導する県庁の建築安全課などと積極的に連絡を取り合い、不動産取引において万全を期した事業を展開。大手デベロッパー、流通各社、地元の工務店、不動産業者、金融機関、弁護士、司法書士などと意見、情報の交換を親密にし、 常に新しい情報をお客さまに提供。建売分譲用地の仕入れと仲介販売流通業を兼業。様々な案件のご相談にお応えしています。
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さいたま市で創業40年以上、
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